作曲する時って、「さて、どう作ろうか。」ってなりますよね。
私はメロディーが特に浮かんでない時は、
コード進行を聞いてメロディーを探します!
そのコード進行も自分で作らなくて大丈夫。
世の中には既存の素晴らしいコードがたくさんあります。
気に入ったコードひとつだけでも、十分いい曲はできますし、
色んなコードを組み合わせるだけでも簡単に曲って作れてしまうんですね。
こちらの記事では私、pineApple.職人が、
J-POPなどで良く使われている定番のコード進行10パターンを
なんと、私の好きな順でご紹介します。
それぞれ、ピアノのサウンドとMIDI画像も使うので、
きっとたぶんわかりやすいと思います!
定番コード進行10パターンを好きな順にご紹介!
小室進行(6451進行)
画像に入り切らせるために、右手(上3本)のピアノを1オクターブ下げて写真撮ってます↑
小室進行は、『VIm→IV→V→I』のコード進行のことです。
Cメジャーキーの場合は、『Am→F→G→C』
あの小室哲哉さんが好んで使ったので、
「小室進行」と呼ばれているんだそう。
元々は「6451進行」というみたいです。
、、、、、、、、、。えっっっっっっっもーい!
暗い感じから明るい感じになるコード進行なんですね。
もうこうやってピアノでコードを弾いてるだけでも、
一生聴いていられそうなほどいいコード進行ですよね。
小室進行の曲はそりゃもうめっちゃたくさんあるんですけど、
『千本桜』『LOSER/米津玄師さん』のサビなんかもそうです。
私、pineApple.職人のこの曲も小室進行で曲が作りたすぎて作りました↓♪
自分の声バージョンもあるんですけど、ここは自重して、
初音ミクさんバージョンでUPさせていただいております。
6415進行
画像に入り切らせるために、右手(上3本)のピアノを1オクターブ下げて写真撮ってます↑
6415進行は、『ⅥmーⅣーⅠーⅤ』のコード進行のことです。
Cメジャーキーの場合は、『AmーFーCーG』
先ほどの小室進行は『 6451 』でしたので、
3番目と4番目を入れ替えたコードですね。
ただし、雰囲気はけっこー変わります。
小室進行もエモいですが、この6415進行はさらにドラマチックで壮大な、
引き込まれるような感覚があり、また切なさもUPしてますよね。
こちらのコードを使っている有名な曲はRADWINPSさんの『前前前世』です。
カノン進行
画像に入り切らせるために、右手(上3本)のピアノを1オクターブ下げて写真撮ってます↑
カノン進行は、『IーVーVImーIIImーIVーIーIVーV』というコード。
Cメジャーキーの場合は、『CーGーAmーEmーFーCーFーG』です。
あの有名な「パッヘルベルのカノン」から来ています。
こちらもエモいですねえ。
カノン進行が使われている曲としては、
あいみょんさんの『マリーゴールド』が有名ですね。
あと、X JAPANさんのENDLESS RAINのAメロを中心に、
このカノン進行の変形が使われてるそうです。かっこいー!
ちなみに、原曲はDメジャーキーだそうです。
また、このカノンコードのベースラインを
「ド・シ・ラ・ソ・ファ・ミ・レ・ソ」と順次下降するパターンもカッコいいです。
カノン進行は、ちょっとアレンジを強めに作らないと、
普通っぽい曲になりやすいそうなので、使う時は張り切って使ったほうが良さそうですね!
王道進行
画像に入り切らせるために、右手(上3本)のピアノを1オクターブ下げて写真撮ってます↑
王道進行は、『ⅣーⅤーⅢmーⅥm』というコード。
Cメジャーキーの場合は、『FーGーEmーAm』です。
王道進行の名の通り!日本ではこのコード進行を使った曲がめっちゃ多いそうです。
明るい感じから暗い感じへ変移するコードで、切ないイメージを作りやすいんですね。
「4536進行」「小悪魔コード進行」とも呼ばれるそうです。
これも聴いてるだけでメロディーが浮かんじゃいそうなステキなコードですよね。
この王道進行がサビからバーーーンッと使われているのが、
Mr.Childrenさんの『HANABI』、Every Little Thingさんの『fragile』ですね。
4156進行
画像に入り切らせるために、右手(上3本)のピアノを1オクターブ下げて写真撮ってます↑
4156進行は、『ⅣーⅠーⅤーⅥm』というコード。
Cメジャーキーの場合は、『FーCーGーAm』です。
こちらは洋楽でもよく使われるオシャレなコード進行です。
浮遊感があって、ちょっと神秘的な感じ。夏とか春とかも思い起こさせます。
なんだか、ポジティブでステキな曲が作れそうですよね!
米津玄師さんの『Lemon』のサビ、
DAOKOさん✖️米津玄師さんの『打上花火』が有名です。
just the Two of Us進行(丸サ進行)
画像に入り切らせるために、右手(上3本)のピアノを1オクターブ下げて写真撮ってます↑
Just the Two of Us進行は、『IVM7ーIII7ーVIm7ーI7』というコード。
Cメジャーキーの場合は、『FM7ーE7ーAm7ーC7』です。
これは、、、ジャストザトゥオブアスって、、
コードの響きはもちろん、名前自体がもう超絶オシャレですよね!
椎名林檎さんのオシャレヒット曲『丸の内サディスティック』で
使われているコード進行ということから、『丸サ進行』とも呼ばれています。
☆ オ・シャ・レ ☆
でも、このコード進行、ベタ打ちだと伝わり切らない感じありますね。
ちょっと直して。
こんなかんじ?伝われ、、!
なんというか、ちょっと仄かに暗いような、
でもじんわりとした明るさも感じるような、
アンニュイな大人な雰囲気です。
ちなみに、Just the Two of Us進行という名前自体は、
Grover Washington Jr.さんの楽曲『Just the Two of Us』で
使われていることで有名なコード進行だからなんだそう。
うおーーーーーっ語彙力0になるくらい、、ステキな曲、、、
レット・イット・ビー進行
画像に入り切らせるために、右手(上3本)のピアノを1オクターブ下げて写真撮ってます↑
レット・イット・ビー進行は、『ⅠーⅤーⅥmーⅣ』というコード。
Cメジャーキーの場合は、『CーGーAmーF』です。
かの有名なビートルズの名曲『Let It Be』に使われているコード進行ですね。
落ち着いた優しい感じの中に、どこか切なさの響きが感じられるコードです。
『感動コード』なんて呼ばれることもあるそうですよ。
スピッツさんの『チェリー』のイントロ部分に使われているのが有名です。
また、アナと雪の女王の『Let It Go』のサビもレットイットビー進行で構成されています。
中学の音楽発表会で演奏したのを思い出しますねえ。レリピーレリピー。
まとめ
好きなコード進行はありましたか?
まずは、好きなコード進行を選んで聴いて、
そこから出てくるメロディを乗せて。
あまり深く考えず、次のコードを選んで聴いて、
メロディを乗せて、自分なりに繋げてみる。
なんてのを繰り返すと、定番のコード進行だけを使っていても、
自分だけのオリジナリティがあるステキな楽曲が出来上がると思います^^
一緒に楽しく作曲しましょー!
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